本記事では【マッキンゼーが解き明かす 生き残るためのDX】について書評します。 ここ数年で話題となっているデジタル・トランスフォーメーション (DX) ですが、実際にどういう事を言うのか? 言葉は広まっているけど実際にどういう実例があるのか?といった点に興味を持ったので本書を読みました。 本書では様々な業種での実例を上げるとともに、DXをWhy、What、Howに分解して解説しています。 本書を読むことでDXの概要を理解できます。

目次

本の概要

本書では、DXの本質は企業文化変革であるという考えのもとDXについて解説しています。 より具体的にはDXは古くなった自社の知識を破壊し、時代に合わせた新しい行動様式を構築することにより、顧客に選ばれ続けることを目的としてデジタル技術を駆使して自律的に課題解決できる従業員を育成し、自社の企業価値を圧倒的に高めることであると言及しています。

要点

Why: 産業構造の変化

技術革新、消費者のニーズの多様化、アナログからデジタル、プラットフォームを構築してデータ蓄積。

What: DXで何を目指すのか?

業務改善ではない。従来のビジネスのあり方や企業の文化を変える。 顧客ニーズの再定義、自社提供価値の再定義、企業戦略の再定義。 ビジネスモデルの再定義。経営層の役割の再定義。

How

おわり

本記事では【マッキンゼーが解き明かす 生き残るためのDX】についてまとめました。 DXは経営層からトップダウンで社内外のステークホルダーを巻き込んで推進する必要があるため、現場のエンジニアだけでなし得るものではありません。 一方で、現場のエンジニアでも本書を読んでDXの概要を理解しておくことで企業へ貢献するための立ち振舞いの土台として参考になると思いました。

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